怠惰なる狸の私的メモ帳

白骨、カオス時代は。

大体の所でいえば半年位続いた筈。
ストッパーらしいストッパーは。

【水神 泉源氏 お紋】様の元からやって
来ましたとさ。


あの親からすると、随分と線の細く見える子。
しかし、その性格は。
一族の中でも可也確り者で。

彼が来る頃には随分と落ち着いていたとは言えど
世話の焼ける、というよりは焼きたくなる年上は
健在でした。

此処だけの話、うちの一族の世話焼きは大概
苦労性と言う共通事項を持っていますから。
この、新しい子も又…。

---

「ノリ兄は其処で寝ないで下さい！廊下が塞がります！
　ハル兄も、飲みすぎは注意ですよ!!?」



◆骸観 広景（ひろかげ）
◆土髪、水目、土肌

父：水引（みずひき/父：魔神花屋町）
母：泉源氏 お紋

素質点：10439

気弱で優しい父を持つ気が強くて確り
した性格の息子。
そして、骸観一族初の素質点5桁を
たたき出した人。

頭の回転が速く、動きがキビキビとして
要領のいい発想の持ち主。
手を抜ける所は確り抜ける性質だが
周りがこうなだけに抜きどころが無い感じ。

小器用で、何でも率無くこなす一方。
土属性を中心とした術のみを得意とする。
と、言う部分特化な所も所有。
父よりは全体的に華奢に見える体も。
実は頑丈で体力も有り、腕力も一族として
はソコソコ。

又、【木霊の弓】に魅入られて。
あらゆる場面で相手を寝落す凄い人でも有った。
元服の後、【剛鉄弓】を使い始めた後は。
相手を一撃で落すのを身上に討伐隊の火力の
一人として一線級の活躍を見せた。

討伐以外の実生活では。
イマイチ、流される傾向の有る父とは割りと長い
時間親子をしていました。
義兄達の世話を焼きつつ、何時しか【骸観の母】
と呼ばれる様に成っていたとか（爆笑。

基本的に、悩む時間があるならその時間を別の
事に当てるタイプの人だが、唯一、悩みが
有るとすれば父より可也低い、自分の身長の事。

本人は真剣そのものだが、回りからすれば比べる
相手を間違っている*1とか居ないとか
言われている。

（*1　水引は190オーバーで広景は175cm）

---

「父上！朝帰りはよして下さいとアレほど……!!」



◆骸観 美鈴（みすず）
◆風髪、水目、水肌

父：三法（みのり/母：陽炎ノ由良）
母：木曽ノ春菜

素質点：872

三法の娘にしては出来すぎお嬢さん。
プレイヤーのボケ発動により
肝心の体火を受継ぎ損ねた哀れな人。
何と言うか御免orz

其の所為なのか妙な素質点の低さ。
其の割になんだか強かった訳なのですが。
【竜神刀】を武器にして大活躍。

若き日には【真砂ノ太刀】で頑張りました。
しかし、遺伝子の割りに素質点が極端に
悪いと次世代では爆ぜるという私的なジンクス
はこの子にも有効で娘は4000点越えの
素質でした（父は三ツ星凶太様）。

生真面目な性格で、広景とは反対に手抜きが
出来ない不器用な性格、何事にも一生懸命
でひたむきだが、事が過ぎて体調を悪くする
事も多かった、通称を【骸観姫】。
本人は――

「どうせ、姫って呼ばれるなら…もっと別の意味
　で言われたかったわー…」

鬼斬りの一族に生まれて。
姫様って言われるのも微妙なのよ？儚さ云々で。
と苦笑していたらしい。

因みに、一族の放蕩男子（父含み）から
言わせると【朝帰りの般若】。
討伐帰還を終えた後の1日目は許すけど2日目からは
許しませんわ！そう言って今日の日も玄関先に
女剣士、美鈴は立つ（滅。

更に、美鈴に言わせる所。
骸観の遊び人は父と言う認識。
（其の上は既に故人です）

[0回]