11.24.04:00
[PR]
01.12.00:39
徒然と~その八
この辺り、正に不作続きと言う不適切な事が。
余りに似合う時期でした。
いい遺伝子を持っていても悉く隠してしまうんですね。
序に言っちゃうと彼もそんな一人でした。
後、花屋町の地蔵菩薩こと。
有実(おハゲさん)も。
私の頭に浮かんでいた名前は唯一つでした。
何て単純な命名理由、あ、こんな事を言って
は居ますが私めあの顔グラは贔屓の一人。
(もういっそ男女共に全部って言えよ)
生まれて来た時は喜んだものです。
素質以外は……ね(遠い目。
-----------------------------------------
『おハゲさーーーん!!』
「すっかり定着したね・・・はーい!」
◆花屋町 有実(ありのみ)
◆全身風
父:隠蓑
母:上諏訪竜穂
祖父:太刀風五郎
兎に角、器は底無し性分はイイ人。
苦労を背負い込む為に生まれてきた
様な菩薩人。
溜息苦笑を漏らしつつ最終的には
何も言わずに色々と世話を焼いたり
慈善事業だったりを出来る性質。
見返りを求める事も無いが故。
真性苦労人2世を襲名しました。
(1世は風見草の父親、遊草)
基本的に、この人の代で京の人と
一族の溝が完全に埋まった
という功労者でも、本質が『犠牲』
なのでは?と一族に心配される程
多方面で尽くしまくった。
一方、討伐には向かないといわれ
つつも、そつなくこなす人。
彼の通った後には鬼の墓が並ぶ。
切り捨てた鬼の集合墓地とか。
他の一族から諌められても結局
直る気配は無く、寧ろ確立されて
行くそれらの行為、最終的には
誰も何も言わなくなりました。
故、この世界(花屋町が居る)の
迷宮には切られた鬼の魂を慰める
有実手製の墓標が存在しています。
切った鬼の断末魔もその業をも
背負いて。
阿修羅道をゆく菩薩の瞳。
それは、混沌とした先の見えない闇
なのか、それとも悲しみを湛え
続ける深き水源が如し瞳なのか。
例え、一族とて彼の瞳を直視
出来た人は居らずでした。
押しが弱いのか弱くないのか。
飄々として居る訳では無いのに妙に
素性を掴みにくい。
それが悟りを開いた者なのか。
それとも――。
※有実・・・梨の事です。
-----------------------------------------
「そりゃあ、面白そうだ…俺も一丁
混ぜて貰おうじゃねえか!」
◆花屋町 鶏頭(けいとう)
◆火髪・水目・風肌
父:太海王花屋町
母:風見草
祖母:片羽ノお業
心優しく、ノリが良く、快活
明瞭で良く笑う。
面白可笑しい事が三度の
飯より大好きで、無いなら
自分で作り出してしまう位には。
一族を和ませるのも人を笑わ
せるのも大好きな人。
強面が原因で第一印象が硬い
のが悩みの種。
しかし、彼を知る様に成れば。
そのうち面構えの事など如何でも
良くなるおまけ付き。
そういう魅力、カリスマの持ち主。
サバサバと竹を真っ二つな性格も。
もし、もう一つ程悩みの種が有る
としたら、人間だろうが人外だろうが
もってモテの所かもしれない。
初陣の時は心臓に悪かったです(笑。
得物は【剛剣男山】だったり【群雲ノ剣】
だったり場合によって変化する。
『迷い無く斬る』無心で鬼を一刀両断
する姿はそれが最大の供養といわん
ばかり、彼が尤も仲良くしていた一族は
直ぐ上の有実と下の鈴懸木。
鶏頭の討伐スタイルは有実の影響を
大いに受けているといえるでしょう。
相当、尊敬もしている様で。
頭は流石に風見草の息子だけに
切れ味も良さも貴族連中からは曲者と評判。
そして、この世界の時の帝の碁の相手。
勿論、誰も知れない彼等二人だけの秘密
の様ですがね。
PR
- トラックバックURLはこちら