怠惰なる狸の私的メモ帳

某O夫人さん宅で知る以前から、綺麗な顔立ちだと想っていた
蝶々結い髪（又、正式名称忘却）の大和撫子グラの子が
今回、昇天を無事に果しました。

お陰で長い事、何かとニアミスが多かった顔の氏神様が誕生。
色合いも神秘的ないい感じです。
そして親神はウチで何かといい子を授けてくれる月光天ヨミ様
でした。

んが、如何も顔グラによってこの顔の子は背景が微妙
だとか性格が吹っ飛ぶだとか、悲喜交々にして波乱万丈云々。
兎も角、一筋縄ではいかない子達の一人に数えられて
しまうとか。

他所様では如何か解りませんが……。

拙宅の場合を見るに。
少なくともこの顔は本当に、そんな星の下に居る典型的な
顔の一つだったりするのです。

冷静な瞳で、自分に纏わる事以外成らば例えそれが
何であれ見通せれる様な瞳の人。

最初は悩んだモノでした。
遺伝子の良さから何度かリセットを繰り返して強い子
を、しかし、そんな時に出てきた執心発言。

そういう事を言われてしまうと、叶えたくなってしまう
性分なので、家系数が物足りない終盤まで来たデータ
へ養子に出す、と言う案でもって白緑と言う名の一族
女性への設定、その下地が出来たのです。

元々、色合いの関係なのか冷たく硬い印象の在る子。
実際に公式で言えば（？）優しさのバロメーターらしい
心水は伸び難くて、卑弥呼を覚えていても使ってくれる
気配は殆ど有りませんでした……。
（隊が全体的に大分ギリギリに成ると計算したかの如く
　使い始める感じ）

後、二回攻撃の魅力で天ノ羽槌を使ってはいましたが
彼女の純粋な適正で鑑みるなら岩清水ノ槌を使った方
が火力に成った様にも想います。

結局、私の妄想と設定癖の犠牲になった事でその辺り
の妙なこだわりも彼女の色へと変化しましたが…。


結局、何が言いたいってうちの子見て下さい！
親馬鹿なのか？何だろうな。
綺麗な子です（ｲﾀﾀﾀ。

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「貴方の勝ち目？――一割在れば、良い方ね」



◆彩羽月 白緑（びゃくろく）
◆風髪・水目・水肌
◆水神 彩羽月大菩薩

基礎奉納点：-----
最安奉納点：36348

父：月光天ヨミ
母：支子
祖母：卜玉ノ壱与

無駄の有る事は極力削り、最低限の力
で最高の結果を導き出そうとする精密機器。
人それなりの優しさを持ちながら自身のその
面へ向ける眼の疎かさは本人の自己認識
から来るもの。

例えば家族を思い遣る気持ちだとか。
結果的に義弟の初恋を叶えたのは兎も角とし
ても晩年の養女への母性は又、彼女が心を
持つ何よりの証拠。

けして、壊し屋に向く性質では無いものの世襲
が基本のこの家で、そのまま壊し屋を母から
継いだ形、挙句に彼女が生きた時期も技風精
の在庫が微妙な時期、成長的にも余り期待
の持てない伸びだったものの、それは一つの
彼女の意地だったのか、それとも誰にも語らな
い心中がそうさせたのか、生涯に渡り天ノ羽槌
と共に歩み続けた。

冷静に物事を見、分析するその性格。
時に敵味方、家族とわず事実を曲げる事無く
相手へと伝える誠実さは、辛らつで有った事も
多々と有るが、彼女がそれに関してキツイと
認識を持った事も又、無かった様。

自身へも何かと厳しく、淡々とした生活で有った
が本人はそれが普通。

人間味が有る様で無い、これ以上無い程に冷淡で
冷徹、しかし、「其れは其れ。之は之」として処理する
割り切った部分も持つ、洗練された彫像を想わせる
雰囲気の人の様に想います。

始終冷静かと想えば、如何なる工夫で欠点を補うか
に関しては熱心で、その影響か「からくり」へと
興味を示し、其れに対しての熱弁振りと目の輝きは
彼女の別の一面を示したと言う。

それを後で省みて一人で紅い顔のままにブツブツ
言っているのはご愛嬌？

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◆覚書

全体的に非常に安定した遺伝子の持ち主。
穴らしい穴は父系の心水、体風程度か。
出来れば技風にも注意したい。

母系に少々欠ける土の素質は父系で大きく
カヴァーされていて上手く引き抜ければ
相当のモノを持った子を授かる事が出来る筈。

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