11.24.08:42
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08.22.21:12
瓜双つ 背景物語03
この一族に関わらず、うちの一族はPLの目的が
氏神昇天に有る所為なのか、家系から氏神昇天者が
出る事を影ながらに悲願とする血筋や一族が必ず
一度のプレイで数人は顔を現します。
元々、この俺屍に惹かれたのが。
何時だったか書いた気もするんですが、育成ゲーと
しての側面が面白そうだったから。
と言う、親馬鹿系を名乗るのは不遜かつ外道な
印象の為……(斬。
しかし、親馬鹿道にとある方の引き込まれて(失礼な)から
も、あの交神システムというより昇天原理の方か。
に、興味を持っていたのも事実。
何せ計算が馬鹿の如しの出来ない低脳ゆえ。
数値として算出する事は出来ませんが大雑把な下限上限
程度なら知れるので、そういう意味でも之からやりたい事
一杯……んで、何が言いたいかというと。
何時まで経ってもやりたい事が多すぎてどっぷり108柱に
辿り着けまs(シンデコイ。
「私の夢、それはこの一族が一丸となるその日を
何時か迎えてくれる事……」
◆社ノ森 繭(まゆ)
◆土神 高千穂奥ノ森
◆火髪、土目、水肌
父:雪村(母:苗場ノ白雪姫)
母:百合唐 蝶子
----------------------------以下、繭の語り風。
私は、父に愛されては居なかった。
いや、愛されていては居たのかも知れない。
だけれど、不器用なあの人の一番は一族。
けして、私では無かった。
だけど、私はそれでも。
あの人の優しさが其処に有るのが解ったから。
今も昔も強く在れたのだろう。
そして、その影響は如実に私にも出ている。
我ながらドライな親子関係だったと想うけれど。
一族を想う心が優先順位として可也高いのは同じだから。
母様が言っていらした事。
父には出来無いけれど、私が為さなくてはいけない事。
浅く広くがモットーの我が家系も、私の代。
この辺りで、素質の袋小路に入る可能性は否定出来ないモノが有る。
他の家系はさまざまなタイプを、其の血に修めているモノの。
私の家系には其れが無いからだ。
けれどそれは、社ノ森の呪縛に囚われた父には為せない事。
例えば一見極端な因子だけれど、上手く行けば安定している。
何て言う思考が出来るか如何か怪しい程に、本人が知らない所で
血の呪縛に絡まれて居る。
私が、氏神様をしかも【水神 玄武寺大文字】様を相手
に指名したいと元服の際に皆に話した時。
父に憧れていた朱門(あけと)様は余りいい顔はされ無かった。
けど、あの方は当時、交神周りの研究をされていた位だから。
私の言葉を頭ごなしに否定はされてこそ居なかったけれど…。
人情に厚い人だったモノ、最初から覚悟はしていた。
まぁ…結局は当主の立場を持って私が押し通してしまったんだけど。
少なくとも私の選択肢は間違って無かったんだと今、確信している。
伝は強くなる、私よりずっと。
この子が親に成った時、その子は他の家系に追いついて
くれるだろうから。
・
・
・
にしても、この子………大文字さまにそっくりな顔立ち。
私と同じ色の瞳、父と同じ血色の良い肌。
そして、母様からの遺伝なのか明るい茶色の髪の毛。
如何にも私の子っていうこの感じ。
一族きっての似たもの親子なんですって、私達。
あの子が来た時、家が笑いの渦に飲まれたのは良い思い出。
まぁ、それに関してはあの子が気が付いて無いから気にしない。
そう…、大文字さま「が」首を捻る位には天然おっとりさんな
んだものね…伝(つたえ)は。
----------------------------以上、駄文終わり。
待って!盛大に待って!
あの朝霧が首を捻る位に天然ってちょっと貴方!
(設定した当人が慌てる必要はない)
基本的に繭も冷静な人です。
しかし、父よりは自由人でした。
流石にあの堅物は一族きってのダイヤモンドヘッド。
原因が原因だけに多少は仕方ないとは言えど(苦笑。
因みに、繭は子に一文字の名前を与えましたが。
それは単に思いついたのが一文字だっただけです。
証拠にこの頃には他の家系にも一文字名前が
出始めていましたし。
繭が氏神様と交神した一つの理由は確かに優れた
遺伝子を1本入れることで素質の爆発を狙ったのです
が、もう一つ、玄武寺の血が他の家系に入って居た
ので、自分の一族にもその血を入れる事で一族
全体に長らく漂っていた無意識での他人感を
払拭したかったんだと想います。
勿論、そっちの目論見も後々になって大きく開花して。
それから7代前後経過した現在、一族には当初在り得な
かった一体感が存在しています。
補足:伝とは、別項で紹介している【水神 田力主奥ノ森】様
の事です。
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