11.24.08:32
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08.20.21:57
瓜双つ 背景物語01
正確には俺屍語りなのでしょうが。
対象の子等が今は既に氏神様な為に
カテゴリはこんな感じに成りました。
そんな訳で、過去記事の『瓜二つ』。
バックストーリーに成ります。
本家筋、それは社ノ森一族で唯一。
初代の血を繋ぐ家系です。
他の一族は皆、他家からの養子が発祥。
尤も、それは全てPLのデータなのですが。
そんな中、元はその苗字が指し示す様に
プレイ用ではなく、あくまで氏神達の集う
場所、と成る筈でした。
んが。
当時の私は如何も、途中でデータを止め
たり、消したりする行為が出来ずに
(今でも多少は心が痛むものの)
本プレイになる事も、多々と。
その為、勧誘してくる一族と初代家系との
間にすっごく素質的な差異がありました。
結果として本家筋から氏神が昇天出来る
見込みは殆ど無く、メモカが有る程度揃う
つい最近に成るまでは諦め風味でした。
しかし、事は動く。
これを一族的に表すのであれば。
幾代目かの当主の頃。
その方は【火神 若草山萌子】様の子息で
【社ノ森 匠(たくみ)】と申します。
一族に伝わる秘儀と他家から吸収した
ノウハウをあれこれとし、【奥ノ森一族】と
言う昇天の為の場所を得る事に成功します。
そしてそれから暫く。
何時しか本家の悲願の一つとして氏神昇天が
こっそりと存在する様に成り。
又、初代当主の言葉。
「社ノ森は、氏神達の集う場所…その場所の守人
たる私達は広き視点に視界を持ち多くに精通する
事により自らを磨き、この森の長で成らなくては
いけません」
と言うもの、第一世代はその言葉を良く守り
この家系は代々そのバランスを重視して一族を繋げ
血を伝えて行く事に。
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◆【当主 社ノ森 樹】が生きた、一族暗黒世。
時が過ぎる事、数代。
それは【社ノ森 樹(いつき)】が8代目当主へと座った頃。
大方の京の人間達とは良好な関係を築いていた
社ノ森一族ですが、それでも極一部。
この一族の事を良くは想わない輩も居た訳です。
その一族が『この社ノ森で初代の血を引くのは
唯一つの家系』という事を知ってしまう。
其れを元に、大人には歯が立たないので。
まだ幼い内に本家筋の子を暗殺するという計画を企てる
のです、勿論そのきな臭い噂は巡り巡って
当時の当主たる樹の耳にも入ります。
彼は其れを慮り、自身の子息にはそれまで本家筋は
漢字一文字で名を決める事と言う習しを形として
廃止、生まれてきた子に【雪村】と言う名を与えたのでした*1。
当然、廃止したのは一族の秘密。
世間では、その風習が廃止されてはいません。
結果的にはそれによって雪村が暗殺されることは無く。
目晦ましを喰らって間誤付いた、相手等は同じ一族の他家系
の手により粛清されたのでした。
*1 本当はPLが忘れてて二文字の名前を…orz(馬鹿。
以降、本家筋に一文字の名。
という習しは影を潜めます。
ただし、それは他の家系と本家筋の目に見えない溝を
埋める意味ではとても大きな影響を及ぼし。
それは少なくとも良い方向へ、この一族を導く事と成る。
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